政治が恥ずかしい=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.03 10:58
1/2
セヌリ党の金台鎬(キム・テホ)最高委員(左)が先月29日に続いて2日の最高委員会議でも劉承ミン(ユ・スンミン)院内代表(左から2人目)の辞任を求めると、金武星(キム・ムソン)代表(右)が引き止めた。それでもまだ金最高委員が続けると、金代表は会議を終えた。
#反目。2日午前のセヌリ党最高委員会議は、劉承ミン(ユ・スンミン)院内代表の去就問題をめぐり激しい言い争いがあった。金台鎬(キム・テホ)最高委員が隣にいた劉院内代表に向かって「崩壊した家庭がうまくいくのを見たことがない」と述べ、辞任を要求した。すると、元裕哲(ウォン・ユチョル)政策委議長が「それはあまりにもひどい」と反論した。金最高委員が繰り返し辞任を要求すると、金武星代表は「やめなさい」と怒りを表し、退場した。金学容(キム・ハクヨン)代表秘書室長はみんながいる前で金最高委員に暴言を浴びせた。朴槿恵(パク・クネ)大統領の拒否権行使後に深まった親朴-非朴系の葛藤は非教育的なレベルに達している。
#断絶。与党と青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係はまひしている。補正予算を議論する1日午前の政府・与党協議に劉院内代表は出席せず、午後には金代表が朴大統領が主宰する民主平和統一諮問会議発足会議に出席する日程を取り消した。2日には鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長が中堅5カ国(メキシコ・インドネシア・韓国・トルコ・豪州)協議体(MIKTA)国会議長団の青瓦台面会に招待されなかった。青瓦台と当事者はいろいろと釈明しているが、結局、劉院内代表が辞任するまで青瓦台が汝矣島(ヨイド)との対話チャンネルを断とうという意図だと、与党関係者は伝えた。与党と青瓦台の関係がこういう状況なら、政府が景気回復のために緊急編成した「15兆ウォン+アルファ」の補正予算案も適時に処理されるか未知数だ。